ピティナの時期になると思い出すことがあります。
生徒さんの中に、ものまねが上手でみんなを笑わせてくれた子たちがいました。
コンペから帰ってくると、「先生、こんな弾き方をしていた人がいました!」
お母さんたちも見ていたので「そうそう、そっくり」と言っていたのでものまねが上手だったんだと思います。
最近は、あまり見かけなくなりましたが、少し前までは、タコのようにぐねぐね動いて弾く方がいたので、それが可笑しかったのでしょう。
私のレッスンでは、「動きは少なくても大きな演奏をしなさい」と言っていますから・・・
それから、私の歩き方を真似したり(的をついていて笑えました)なんと指の先まで見ていてびっくりでした。
これを、”人間ウォッチング”と言っています。
こういうことに優れている子達は、ピアノを弾かせると中々良い演奏をするのです。
実際、その子達は上手でしたよ。
ものまねの上手な子は、先生の演奏を真似することが出来るので演奏能力をすぐに上げることが出来るという事ですね。
ようするに演技力があるとか、なり切るのが上手いとかでしょうか?
恥ずかしがったり、自分を頑なに出せない人が良い演奏をすることが出来るとは思えないのです。
”ひなたぼっこ”は、そこのところをさらに育てるためにやっているのですよ。
今度、H波先生のまねをして先生を笑わせたら凄いかも!誰かやってみてー。
<因みにアシスタントのK先生、ものまね上手ですよ>
良い意味で”人間ウォッチング”をしてものまね上手になって演奏能力を上げてください!
テレビに出てくる”ものまね王”を思い浮かべてみると納得ですね。