3、本番前のリハーサル
<リハーサルは本番の前に3回>
「リハーサルを積む」というのは大事です。初めて人前で弾く時の恐怖感たるや、真っ暗な道をライトもつけずに運転している感じでしょうか。
それは、人前で弾いたときに、体がどう硬くなってしまうか、どこで暗譜が怖くなるか、わからなくなるからです。
本番前は少なくとも3回は人前で弾いておきたいところですね。
本番に着るドレスを着たり、靴を履いたりするのも有効かもしれません。
<リハーサルを録音・録画しておく>
リハーサルををやった時には必ず、録音、あるいは録画をとって、あとで第3者的に自分の演奏を振り返ることが大事だと思います。
録音をとるというのは、出かける前に鏡の前で自分の姿をチェックするようなものなので、自分の演奏が如実にわかります。
初めて録音した時に、「こんなに私下手だったんだ」と愕前とすることって皆さんもあると思うのですが・・・
テンポが遅くなっていたとか、意識せず走ってしまっていたとか、問題点がわかり、改善することが
できます。
録画は、自分の弾いている姿が見えているわけですから、自分の変な癖がわかります。
ーピアニストのアドバイスからー