1、譜読み
<片手ずつ弾く>
曲想を想像したらいざ弾いてみよう、となるわけですが、いきなり両手では弾きません。
譜読みはスタート地点ですから、必ず片手ずつ弾いていきます。
ここがいい加減になってしまうと、あとは砂上の楼閣。とにかく譜読みは丁寧に、しっかりと注意深く読み進めていきます。
何を注意しながら弾いていくかというと、特に「拍」。1拍目を意識して弾いておくことが、後々の演奏の安定感を生んでいくのです。
次に「調性」。響きの確認、フレーズ、強弱に注目!
<楽譜へ書き込む~臨時記号と指使い>
譜読みの段階である程度の書き込みはOK!譜読み違いをするより良いです。
指使いも重要です。
時々「なんでこんな変な指使いをしているんだろう?」という生徒がいます。
指使いひとつで演奏の完成度は変わってくるものです。譜読み段階で指使いをきちんと。
次回は、2、練習についてです。
-ピアニストのアドバイスからー