2012年10月18日木曜日

本番で実力を出す方法 4

3、本番前のリハーサル

        <リハーサルは本番の前に3回>

「リハーサルを積む」というのは大事です。初めて人前で弾く時の恐怖感たるや、真っ暗な道をライトもつけずに運転している感じでしょうか。

それは、人前で弾いたときに、体がどう硬くなってしまうか、どこで暗譜が怖くなるか、わからなくなるからです。

本番前は少なくとも3回は人前で弾いておきたいところですね。

本番に着るドレスを着たり、靴を履いたりするのも有効かもしれません。

       <リハーサルを録音・録画しておく>

リハーサルををやった時には必ず、録音、あるいは録画をとって、あとで第3者的に自分の演奏を振り返ることが大事だと思います。

録音をとるというのは、出かける前に鏡の前で自分の姿をチェックするようなものなので、自分の演奏が如実にわかります。

初めて録音した時に、「こんなに私下手だったんだ」と愕前とすることって皆さんもあると思うのですが・・・
テンポが遅くなっていたとか、意識せず走ってしまっていたとか、問題点がわかり、改善することが
できます。

録画は、自分の弾いている姿が見えているわけですから、自分の変な癖がわかります。

                          ーピアニストのアドバイスからー